鮨処なごやか亭

人生は心に描く「思い」によって決まる その二

前回に引き続き、『人生は心に描く「思い」によって決まる』のお話を紹介させて頂きます。今回は、心を磨き高めるための三つ目の方法についてのお話を紹介させて頂きます。

 

常に心に善き思いを抱き続けるために

 

前回に引き続き、『人生は心に描く「思い」によって決まる』のお話を紹介させて頂きます。

今回は、心を磨き高めるための三つ目の方法についてのお話を紹介させて頂きます。

 

『心を磨き高めるための三つ目の方法は、自分の仕事に精魂込めて打ち込むことです。一生懸命に、一心不乱に自分の仕事に打ち込むのです。雑念妄念を払拭して、今実行すべきことに打ち込んでいきます。それは、ヨガの聖人が瞑想し、自分自身の雑念妄念を払拭して真我に至るプロセスと同じです。一心不乱に仕事に打ち込むことは、座禅を組み、瞑想するのと同様に、自分の心を磨くことに役立つのです。そして、この心を磨き、心を高めるということは、魂を磨き、魂を高めることでもあるのです。

自分の心を磨き高めるためのいちばんよい方法として、お釈迦様は六波羅蜜の教えを説いておられます。「布施」「持戒」「精進」「忍辱」「禅定」「智慧」という六つの修行をすることによって、自分の心を磨くことができ、心を高めていくことができます。これによって、常に素晴らしい「善き思い」を心に抱き続けられるようになります。

「布施」とは、他人様に施しをすることです。「他に良かれかし」と願い、人助けをする利他行のことです。

「持戒」とは、人間としてやってはならないことを定めて戒律を守ることです。「貪(どん)」「瞋(じん)」「癡(ち)」というものは、人生にとって百害あって一利もありません。そういう利己的な心が出ないようにすることも、「持戒」の一つになります。お釈迦様は、「盗んではなりません」、「殺生をしてはなりません」など、他にもいろいろな戒律をおっしゃっています。つまり、このような人間としてやってはならないという戒律を守るのが「持戒」です。

「精進」とは、仕事などに一心不乱に打ち込むことです。「忍辱」は、厳しい人生をいきていくなかで、どんなに辛いことがあろうとも耐え忍ぶことです。耐え忍ぶことが修行になり、心を磨くことにもなるのです。「禅定」とは、忙しいままに生きるのではなく、一日のうち、少なくとも一回ぐらいは心を静かに安定させることです。たとえ座禅を組まなくても、一日に一回、せめて寝る前にでも、心を平静に保つようにすることが大切です。

そして、最後の「智慧」とは、宇宙の真理のことです。宇宙の真理である真の「智慧」は、「布施」「持戒」「精進」「忍辱」「禅定」の五つに努めることで得られる悟りの境地です。』

前回、そして今回の、[心を磨き高めるための三つの方法」を学び、心を磨き高めて行きましょう。

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